【論文掲載】博士前期課程2年の齊藤嵩さん、矢野裕子助教、香田智則教授、西岡昭博教授の論文 “Effect of Low-Crystallinity Cellulose Produced by Shear and Cool Milling on Polyamide 6 Composites” がJournal of Applied Polymer Science誌に掲載されました。

博士前期課程2年の齊藤嵩さん、矢野裕子助教、香田智則教授、西岡昭博教授の論文“Effect of Low-Crystallinity Cellulose Produced by Shear and Cool Milling on Polyamide 6 Composites” がJournal of Applied Polymer Science誌に掲載されました。

本研究では、独自に開発した“shear and cooling milling machine”により製造した低結晶性セルロース（LCC）と、LCCに湿熱処理を施して作製した再結晶化セルロース（RCC）をポリアミド6（PA6）に複合化し、その添加効果を比較しました。複合材料は、示差走査熱量測定、引張試験および破断面観察により解析され、LCCはRCCと比較してPA6との親和性に優れていることが体系的に評価されました。